菜の花がつなぐ 人の輪・人の縁

菜の花がつなぐ 人の輪・人の縁

茶屋町・鶴野町周辺は、その昔、一面の菜の花畑の広がる土地でした。
何のために植えられたかというと、菜の花の実である菜種から採れる菜種油を採取するためで、近世以降、灯明用の油の需要が高まり、その頃から多く植えられるようになったようです。
茶屋町・鶴野町の菜種は遠く、江戸や北海道にまで送られたと言われます。
そんな時代を思い出すように、近年、茶屋町・鶴野町では「キャンドルナイト」というイベントが半年に一度開催され、その他にも「梅田スノーマンフェスティバル」、「茶屋町ジーンズフェスタ」など、さまざまなイベントが開催され、街ゆく人を楽しませています。
今でこそ菜の花畑は姿を消しましたが、菜の花で結ばれた人の輪・人の縁は、今もなおこの街で生き続けています。

菜の花の散歩道

菜の花の散歩道
与謝蕪村が「菜の花や月は東に日は西に」と詠んだ当時の風景にちなんで、菜の花で街を彩るプロジェクト 『菜の花の散歩道』 が、毎年実施されています。
鶴乃茶屋倶楽部・北梅田まちづくり協議会が中心となって、菜の花は前年から準備され、地域住民のみなさんで肥料まきや、間引きなど、丁寧に育てていきます。
鶴乃茶屋倶楽部とは、茶屋町・鶴野町を良くしたいと願い活動する地元住民・店舗経営者・店長などによる有志グループです。
詳細はこちらの鶴野茶屋倶楽部facebookページをご覧ください。
参加店舗や施設の前に菜の花を飾るほか、ミニコンサートや落語会などのイベントも開催し、期間中はたくさんの人で賑わいます。

梅田ミツバチプロジェクト

菜の花がつなぐ 人の輪・人の縁
かつて菜の花の街であった梅田で、もう一度、自然と共生できる環境にしていきたい。
そんな思いを実現するきっかけとして「都市養蜂」があるのを、ご存知でしょうか。
「ミツバチ」は、環境指標生物といわれ、環境の変化にとても敏感で、影響を受けやすい弱い生き物です。ミツバチが生きられない環境は、人間にとっても良い環境とは言えません。
私たちもミツバチも安心して住める、そんな環境づくりが求められているのです。

花や実がいっぱいで、人も自然も楽しく過ごせる街

ミツバチの家は、現在建て替え中の、ヤンマー株式会社の屋上に設置され、ミツバチの生態を伝えながら、花や実がいっぱいの街づくりにむけた活動が行われていました。
地域企業や店舗、住民が中心となって、プロジェクトのメンバー、ネットワークを形成しています。
プロジェクトネットワーク: http://ume-pachi.jp/network/
収穫したハチミツは、イベント提供のほか、地域のお店などで活用され、梅田の名物としても話題を呼んでいます。
現在は、移転したヤンマー株式会社ビル社屋から、ABCマートビルへと巣が移動しています。
自分の針を使った瞬間に命を落とすミツバチ。
もし梅田でミツバチの姿を見つけたら、やさしく見守って下さいね。

梅田ミツバチプロジェクト ホームページ: http://ume-pachi.jp/